ハーブやスパイスの活用方法

料理に使ったハーブやスパイスも、ちょっとだけ余ってしまったりすることがあります。

中途半端に余ってしまったハーブやスパイスの活用方法をご紹介します。

ハーブ&スパイスオイルを作る

ハーブオイルは、ハーブをオイルに漬けて香りと成分を移したものです。ドレッシングやパン、パスタ料理、肉や野菜の味付けなど様々なものに使うことができます。

ハーブオイルには、フレッシュハーブを使います。スパイスや香味野菜と組み合わせて、さまざまなものを作ることができます。

ハーブ&スパイスオイルの作り方

①フレッシュハーブをしっかり洗って水けを良く切ります。

②熱湯で消毒し、乾燥させて保存容器にハーブを入れたら、ハーブがしっかりつかるくらいにオイルを注ぎます。

③蓋をし、直射日光を避けて1週間程度寝かせます。寝かせている間に、1日1回程度容器を軽くゆすりましょう。

④ハーブの香りがオイルに移ったら、ハーブを取り出して、ザルなどで漉して使います。

出来上がったものは1週間~2週間程度で使い切るようにします。ガーリックを入れる場合は、根元を切って皮をむいてから入れます。

おすすめのハーブ・スパイスオイルの組み合わせレシピ

①ローズマリー+レモングラス+バジル+ホワイトペッパー+オリーブオイル

②ガーリック+ローレル+とうがらし+ホールプラックペッパー+オリーブオイル

③ガーリック+ローズマリー+タイム+食用油

④ローズマリー+とうがらし+クローブ+食用油

https://www.spice-shikaku.org/spiceherb/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%A7%E7%B0%A1%E5%8D%98%EF%BC%81%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%B9%EF%BC%86%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB/

ハーブ&スパイスビネガーを作る

余ったハーブやスパイスを、オイル同様に酢に漬けて香りや風味を移して使います。

フレッシュハーブやフレッシュスパイスを水洗いし、水気をしっかり取ります。熱湯消毒して乾燥させた瓶などにハーブ、スパイスと酢を入れて1週間ほど寝かせると完成です。

ガーリック、セージ、タイム、タラゴン、レモンバーム、ローズヒップ、ディル、ミント、フェンネルなどがおすすめです。

出来上がったハーブスパイスビネガーは、ドレッシングやマリネ、すーぷなど様々な料理に使うことができます。

冷暗所で1か月程度保管可能ですが、中身のハーブやスパイスを取り除いておけば、2、3か月保存がききます。

ハーブバターやスパイスバターを作る

常温に戻して練ったバターに、刻んだハーブやスパイスと塩胡椒を混ぜ込んで冷やし固めます。

冷蔵で1週間程度保存可能ですが、冷凍すれば1か月程度日持ちします。

サンドイッチやバゲットだけでなく、肉料理や魚料理の味付けにもぴったりです。ガーリックを入れたものをバゲットに塗って軽くトーストすれば、ガーリックハーブトーストができます。

タイム、タラゴン、チャービル、ローズマリー、パセリ、バジル、チャイブなどが合います。

ハーブ&スパイスでベースとを作る

ジェノベーゼソースなどのバジルペーストが有名ですが、他のハーブやスパイスを使ってペーストを作ることもできます。

水で洗って水けをきったハーブとガーリック、オリーブオイル、塩をミキサーにかけて細かくします。

クルミや松の実などのナッツ類を入れると風味が増してさらにおいしくなります。

冷蔵で1週間、冷凍では数か月日持ちします。パスタやバゲット、スープなどに入れて楽しむことができます。

コリアンダーやマジョラム、タイム、セージ、ディル、チャイブ、ミントなどで作ることができます。

ハーブティーを淹れる

ハーブを活用してハーブティーを入れることもできます。余ったスパイスを組み合わせてもおいしいです。

ハーブティーの淹れ方と、下準備や分量について知っておきましょう。

ドライハーブを使う場合、ハーブの量はティースプーン山もり1杯が1人分の目安です。ストレートにする場合も、ブレンドする場合も同じです。

フレッシュハーブの場合、ドライハーブよりも2倍もしくは3倍くらい入れます。ティースプーン山盛り2、3杯が目安です。

お湯は、1人分の茶葉に対して150~180mlが適量です。

また、ローズヒップなどの硬い実のハーブを使う場合、味が出にくいので、あらかじめ下準備としてキッチンバサミで切っておいたり、スプーンの背でつぶすようにしておくといいでしょう。

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ハーブティーの淹れ方

フレッシュハーブ、ドライハーブそれぞれのハーブティーの淹れ方をご紹介します。

ドライハーブを使ったハーブティーの淹れ方

①ポットとカップにお湯を注いで、温めておきます。

②お湯を捨て、ポットにハーブを入れて90℃~80℃くらいのお湯をゆっくり注ぎます。お湯は沸騰後、少し冷ましたものを使います。

③ポットに蓋をして3分~5分蒸らします。ハーブが固い場合は少し長めの5分~6分くらい蒸らしましょう。

④ポットの水平を保ったまま軽く回し、中の茶の濃さが均等になるようにします。

⑤茶こしで漉しながら、カップに注ぎます。

フレッシュハーブティーの淹れ方

①ハーブを洗い、軽く水気を切った後に手でちぎりながらポットに入れます。

②沸騰して少し冷ましたお湯を入れ、3分~5分ほど蒸らしたらポットをゆすり、茶こしを使ってカップに注ぎます。

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